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日本ロマンチック街道


周りに透明の塩の結晶がびっしりとついている。そのまま食べると塩味がする、何とも不思議な野菜。おひたしやてんぷらに。

道の駅「東山道伊王野」は那須町の東部に位置し、国道294号線沿いにある。義経伝説が語り継がれ、近くには、奥の細道で知られている「遊行柳」「白河の関」など数多くの史跡が点在する。

道の駅アグリパル塩原では、初夏になると大根の駅ともよばれている。言うまでもなく、あの美味しい塩原大根が農産物直売所に大量に、顔をだすからだ。この季節を待ちかねたよに、数本も買ってゆく客がほとんどだ。大量の大根があっという間に売り切れるのは驚き。

大根を数ミリ厚に輪切りにして差し出された。美しい白い切り口だ。肌のきめが細かく梨の食感と甘味だ。 こんな大根だとは思わなかった。カブを切って出された。まさに柿の食味と甘味だ。

下仁田葱の栽培は葱のうちでは独特である。9月下旬から10月の上旬に種を蒔き、2回植え替えて翌年の12月ごろに収穫する15ヶ月育ててやっと収穫だ。短く太い白根と、煮たときの独特の甘味寒い時期の鍋物に最高の葱としての人気が高くおいしさは独特のもの。

栃木県大田原市黒羽根。かやぶき屋根のくらしの館。この建物は、今から約150年前に須賀川地区で建てられた民家を移築したもので、昔の生活用具が展示され、当時の住まいと暮らしの移り変わりを見ることができるほか、絵画などを展示するギャラリーに。野菜の直売もしている。

イチゴの赤い色素成分であるアントシアニンはポリフェノールの一種で、眼精疲労回復や視力回復に有効とされるほか、活性酸素を減らし、がん予防にも効果があるといわれている。

イチゴといえばトチオトメが代名詞のように言われているトチオトメの産地栃木県は日本一のイチゴ王国である。子供たちも大人もうれしい冬が旬の果物だが県内では晩秋から初夏まで約半年間イチゴの出荷がつづく。

栄養 満点きゅうり・なす・トマト夏の3大野菜

栃木県那珂川町久那瀬地区のトマト部会は「こだわっているトマト」の産地として知られており、市場で評価されているところだ。ここでは主にリンカと桃太郎が栽培され、仙台や埼玉市場に出荷されている。

国内のトマト産地で最も沢山作っているの熊本県。続いて意外にも北の北海道が多く、愛知県、茨城県と続く。

栃木県那須塩原市 道の駅アグリパル塩原で買った人参をすぐに撮影した。人参の葉は、天ぷらや炒め物に。 スーパーでは買えない野菜です。

毎年約七千本の原木を切り出して現在ホダ木とよばれる原木の数は常時約二万五千本にのぼる。直径20~25㎝の太さである。年間を通じて最盛シーズンとなる11月~12月期には、カサの直径が8㎝から10㎝を町える大きさのものが出揃う。

わさび栽培には年間を通じて水温9℃ ~16℃の流水と冬は温暖で夏涼しく、強い日光の当たらない環境でないと品質の良いものは作れない。なによりも大量のきれいな水のある場に栽培は限定される。栃木県佐野市作原

栄養が豊富なカリフラワーは「病院食に引っ張りだこ」といわれる。 陽にやけないように白く育てるために外葉で花蕾の上を縛って育てる。

川上村は、長野県の東南端に位置し、千曲川源流の村である。全村が標高1000㍍以上の高所にあって周りには2000㍍級 の山々が連なるスケールのおおきい景観の地だ。冷涼な気象条件を活かしとれたて高鮮度高原野菜を全国に出荷している。

栃木県を流れる那珂川沿いで、作られる野菜はおいしいと評判である。 畑に並んでいる大きなキャベツは冬季種? 降霜に強く寒さが酷しくなると甘味が出てくるという。

上信越自動車道、下仁田ICを降りて15分。南牧川に沿って上流に走る山間の道路に山の斜面が次第に迫り、川がいつの間にか谷川の流れになって山々の景観をゆっくり見たい と思うころあいに道の駅「オアシスなんもく」があらわれる。

群馬県昭和村 大きな世界一リンゴの出荷から石井リンゴ園の忙しさは数種類のリンゴが熟れはじめて年の暮れいっぱい続く。たわわに実ったリンゴをていねいに採って、選別出荷の毎日だ。

生産量こそまだ少ないが、リンゴやサクランボなどの果物が首都圏の人びとに人気がある地域である。沼田市域を中心に実りの季節には生産者による観光農園が賑わいをみせる。 片品川沿いと赤城高原でサクランボ園を経営するあざみサクランボ園の佐藤錦。

「一般によく知られている佐藤錦はサクランボの代名詞のように親しまれ、酸味と甘味のバランスがいい」。 紅さやかの糖度は26度で酸味甘みともに強い。「紅秀峰がいま一番人気。大粒ですご〜く美味しい」。

群馬県内では前橋、富岡と昭和がバラの産地だ。清流、片品川沿いの昭和村の貝野瀬地区にバラ団地がある。 咲くほどに花びらがそとに巻いて花弁が剣先のように尖っている剣弁高芯咲きのバラ。

暮れから新春にかけてもっとも人気の高い鉢花はシクラメンだ。 栃木県茂木町の山形功さん がシクラメンの栽培に取り組んでから38年。 種類は25種。約1万5 千鉢を育てている。

茨城県笠間市といえば笠間稲荷と笠間焼きですが、農産特産品は栗と小菊である。出荷前の小菊は約3℃ で冷蔵保管されている。街の花屋さんに並んだときにちょうど開花が始まるように、固い蕾で出荷準備されている。
産直ショップと採れたて野菜
温泉がなくても立派な施設がなくても観光客は田舎に足を向けるようになってきた。
移動で探すポイントに道の駅の物産直売所や畑沿いの野菜直売所が入っている。地域の季節催しなども上げていると、農業は観光志向を刺激し、都市生活者を中山間地域まで来させる魅力に事欠かない。
地域は、地勢や気象条件、立地環境などにそれぞれ違いはある。違いがあるから差別化が図れ新鮮な広報活動もできるし多様な志向の観光客誘引がでる。
中山間地域の観光振興は農、食を軸において愉しいプログラムが組めるところだ。